木ってさ、人間よりよっぽど“ため込み体質”なんですよね。
森林浴でリフレッシュ!なんて言うけど、実は木そのものはだいぶため込むタイプ。
逆に人間なんて、余計なものがあればすぐ外に出さないと生きていけない。
ずっと「食べる→出す」の無限ループ。
栄養摂取という観点だけでいえば、だいぶ無駄の多い生き物ですよ。
木はなぜ“ため込み体質”なのか?
木がため込むタイプっていうのはどういうことか?
木は古くなった細胞を「外に出すよ〜」とはならず、
そのまま内側にどんどんためていくんですよ。
木は樹皮付近が成長していくので、内側にはどんどん古い細胞がたまっていくわけです。しかも、それが木の強さにつながるという…動物とは真逆の生存戦略ですね。
心材と辺材の違い:ため込む部分・育つ部分
ここが木の面白いところ。
中心にある 心材(しんざい) は、“死んだ細胞”がぎゅっと詰まった部分で、やや赤みがかっている。
反対に外側の 辺材(へんざい) は、“生きた細胞”が水分を運んでいて白っぽい色をしている。
死んだ細胞を内側にため込みながら、外側で新しい細胞を増やして育っていく。
ため込み体質と言ったけど、これはもちろん「いい意味で」。
木の性質って、手作りの木工品や木製インテリア雑貨の魅力にも直結していて、
"どの部分(心材/辺材)を使うか"で色味や表情がまったく変わる。
心材は水分が少なく固いので柱や梁などの構造材に使われ、
辺材は“見える部分”である化粧材として使われることが多い。
だから木製の家具や雑貨を見るときは、
「これは心材?辺材?」って意識してみると、選ぶのがもっと楽しくなる。
こうして見ると、木のほうがよっぽど無駄なく効率よくできてるんだよね。
……でも私は人間でよかった。無駄なもの食べたいし。
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