宮大工がつくる、小さな建築

小さな建築を、暮らしの中に

この商品は、宮大工がつくる“小さな建築”です。
釘や金物を使わず、木と木が噛み合って形をつくる——
千年以上、日本の木造建築を支えてきた「継手」という技術を、
手のひらサイズのインテリアにしました。

玄関や飾り棚、デスクの上。
置いておくと、自然と手が伸びて触りたくなる。
木の質感や香り、そして伝統の技術を、暮らしの中で感じられる商品です。

技術へのこだわり

この小さな建築に使われているのは、
世界最古の木造建築・法隆寺にも使われている「継手」の技術。

木と木が噛み合い、互いを支え合うことで形を成します。
釘を使わないことで、地震や風の力を建物全体で受け止める——
そんな、日本の建築らしい“しなやかな強さ”がここにあります。

木の性質を見極め、わずかなズレもなく刻む。
その丁寧な仕事ぶりが、手に取った瞬間に伝わってくるはずです。

寺島工務店のものづくり

この小さな建築をつくっているのは、長野市の寺島工務店。
1963年の創業以来、穂高神社の拝殿や神楽殿など、
数多くの社寺建築を手がけてきた宮大工の工務店です。

建築で使われる長野県産のヒノキやスギを、
職人が一本ずつ見極め、手刻みで仕上げています。
施工の過程で生まれる端材を、
“木のぬくもりを伝える形”として再び活かす——
そんな想いから、この小さな建築が生まれました。

森を守り、技を継ぐ。
寺島工務店のものづくりには、そんな循環の意識が息づいています。

木へのこだわり

素材は、長野県南部の根羽村（ねばむら）で育ったスギとヒノキ。
夏は高温多湿、冬は寒冷乾燥という気候の中で、
豊かな水と森がゆっくりと木を育てます。

建築と同じ基準で乾燥・加工を行い、無塗装仕上げに。
木本来の香りや手触りをそのままに、
木目や色味の違いも、それぞれの“個性”として楽しめます。

関連アイテム

→ 継手インテリア 商品ページへ
木が木を支える、手のひらサイズの建築。
宮大工の技と森のぬくもりを、暮らしの中に。